なに?思考が現実に!
What! Thoughts become reality?
この「思考は現実になる」という、アトラクティブなタイトルにひかれて、この本を買った
人生を思い通りにする力を与えてくれる「エネルギー・フィールド」が存在する、と筆者は言う。
これまで、ずーっと、考え方次第で、ものごとの状況は変わるのではないか、と思ってきた私、
どうやらこの世には、目には見えない、「エネルギー・フィールド」という、強力なものが存在するらしい
It seems that there is a powerful thing called an ” invisible energy field”
in this world.
筆者は、パム・グラウト(Pam Grout)といい、著述家であり、脚本家であり、雑誌記者である。
本の帯には、「これは知るためではなく、48時間以内に体験するための本である」と書いてある。
そうか、知るためではなく、実際に実験してみる本なのだ、
読み進むと、確かに9つの実験について紹介されている。
それならやってみようじゃないか!
だが、待てよ!そうは言っても、筆者の言う「エネルギー・フィールド」って何だろう?
これを理解してからでも遅くはないだろう。
量子物理学の定義によると、「場(フィールド)とは、物理的な世界に影響を与える、目に見えない動く力」ということになる。
したがって、「エネルギー・フィールド」という概念は、
私たち人間が、それぞれ独自のエネルギーの場を持っており、そのエネルギーの振動が、現実を作り出すという考えらしい。
Each of us humans has his own energy field and the vibration of the energy creates reality.
私はこの本を手にする前に、ザ・シークレットという本を読んだことがあり、ここで言われている
「人間一人一人に、それぞれエネルギーが備わっている。」という考えは納得しやすい
そして、筆者は「思考は現実化する」ということが、実験により目に見える形で、証明されるのだ!と断言している。
「あなたも私も、目に見えないエネルギーの存在を、肌で感じる貴重な体験ができる。」と言うなら、本当かどうか、やってみようではないか!
本では、9つの実験が紹介されている。
1.宇宙のエネルギーの法則
2.フォルクスワーゲン・ジェッタの法則
3.アインシュタインの法則
4.アブラカダブラの法則
5.人生相談の法則
以下は少し長くなるので、この辺で省略。
筆者は「エネルギー・フィールド」を「可能性のフィールド(フィールド・オブ・ポテンシャリイ=FP)」 と呼んでいる、ことを付け加えておこう。
I would like to add that the author calls the energy field ” field of potentiality” .
では、筆者の指示に従って、私が実際に行った、実験をご覧あれ!
「実験レポートシート1」
1.法則: 宇宙のエネルギーの法則
2.セオリー: 宇宙には目に見えないエネルギーの力、または無限の可能性のフィールド=FPが存在する。その力を使うには、ただお願いするだけでよい。
3.質問: FPは本当に存在するのか。
Does FP really exist?
4.仮説: エネルギーの力が至る所に存在し、誰でもいつでも手に入れることができるのなら、エネルギーの存在を意識するだけで、私も手に入れることができるはずだ。
そして、FPに贈り物をお願いし、期限を決め、はっきりした指示を出したら、FPはきっと贈り物を届けてくれるはずだ。
5.所要時間: 48時間
The required time: 48 hours
6.今日の日時:2024年7月12日 午後5時10分
7.贈り物を受け取る期限:2024年7月14日 午後5時10分
8.実験開始の言葉:
私は、パムさんの「こうして思考は現実になる」を読んで、本当に素晴らしい本だと思った
今、私は全神経を集中して、このFPの力の存在を体験したい、
I want to concentrate all my nerves and experience the existence of the power of FP.
ぜひ、偶然ではない、本当にFPの力の現れだ、と納得のできる贈り物を見せてください
9.実験メモ: 注意深く観察し、じっと待つ、熱心に証拠を探すこと、全神経をFPに集中。
届いた❣
7月13日午後8時 近くに住む長女から食事券を頂いた、
本当に贈り物をいただきました、ありがとう!
「実験レポートシート2」
1.法則: フォルクスワーゲン・ジェッタの法則
2.セオリー: 自分は、FPに影響を与え、自分が考えているものが、実際に現実の世界にも現れる。
3.質問: 私は本当に自分が見る、と期待しているものだけを、見ているのだろうか。
4仮説: 真っ黄色の車と、黄色の蝶を見ると決めたら、本当にそれを見ることになる。
Hypothesis: If you decide to see a yellow car and a yellow butterfly , you’ ll really see them.
5.所要時間: 48時間
6.今日の日時:2024年7月15日 午後9時40分
7.実験開始の言葉:
パムさんが言うには、この世界は私が見たいと思うものを、目にしているらしい。
自分が今、本当に欲しいものを目にしていないのは、見ようとする集中力が不足しているから、と言う。
それなら、私は、この実験で必ず、真っ黄色の車と黄色の蝶を見る、と宣言する。
8.実験メモ
見つかった❣
ア見つけた黄色の車の数 1台
イ見つけた黄色の蝶の数 0匹
ア7月16日午後2時30分 いつもなら真っすぐ行く交差点を、なんとなく左に曲がったら、黄色の車が止まっているのが見えた。
本当に見つけよう、と思って出かけたら見つかった、求めて行動したら叶ったのだ! やった!
I wanted to find a yellow car, so I went out and found it.
イ用事が出来て、外に出かけなかった。そのためか黄色の蝶は見なかった。
以上が、私が行った実験の概要である。
実験後の感想
ア実験1の「宇宙のエネルギーの法則」では、お願いした贈り物は届いたが、それがお願いの結果なのかはっきりしない。
イ実験2の「フォルクスワーゲンジェッタの法則」では、願ったとおり、具体的に真っ黄色の車を見た。
仮説どおりの結果が現れ、この法則は証明されたと思う。
ウ パムさんは、「思考は現実化する」と言う抽象的な概念を、エネルギーフィールド、と言う具体的なイメージを用いて説明している。
そのため、とてもわかり易く、仮説も証明された。
特に、「自分が本当に求めているものを、見つけようとするなら、そのための行動をとれば実現する」、というパムさんの理論を、この実験で体験できて有難いと思う。
しかし、これでは科学的な根拠が不十分、と感じる人がいるかもしれない。その人には
まだ実験していないが、3の「アインシュタインの法則」の説明で、パムさんは、次のように言っていることを、伝えたい。
「人間の肉体は物質に見えるが、本当はつねに動き続けるエネルギーだ、ということを最初に発見したのは、実は物理学者だったのだ!」と。
物理学のこのような新発見について、パムさんがはっきりと、述べていることを考慮すると、
「思考もエネルギーである」という彼女の言葉に、重みが感じられてきた。
I felt the importance of her words that ” thought is also energy”.
パムさんが提案している実験を、もっと続けてみる価値があるかもしれない!