The power to survive for children
AIはすでに私たちの生活の中に入り込み、仕事や勉強など、日常にまで変革をもたらしています。
AIは子どもさんの未来をどのようにサポートできるのでしょうか、また母親としてどのように考えたらいいのでしょうか。そこで、AIの一つであるChatGPTについてお話ししたいと思います。
実際にChatGPTを使ってみて、私もその素晴らしさがだんだん分かってきました。
ChatGPTは、質問に答えたり、文章を生成したり、様々な情報を提供したりするツールです。例えば、子供さんが勉強中にわからないことが出てきたらChatGPTに質問してみると、わかりやすい回答が出てきます。
これは、かつてお母さん方が小学生、中学生のころに図書館へ行って分厚い百科事典で調べたようなものです。AIは子どもさんが自分から学びを深めるための、良き「学習パートナー」になれるのです。
ChatGPTの魅力
では、まずChatGPTの魅力はどんなところにあると思いますか。3つ程あげてみたいと思います。
First of all, what do you think the charm of ChatGPT is?
ア、幅広い知識
ChatGPTは世界中の知識を吸収しています。つまりインターネット上の膨大なデータから、あらゆることを学んでいます。
ChatGPT has learned everything from the vast amount of data on the internet.
ですから、子どもたちが興味を持った分野について質問すると、新しい情報をもとに答えてくれます。子供さんと一緒に知識を深めることができます。科学、歴史、算数、英語など、親子で楽しく学習をするのにぴったりのツールです。
イ、疑問解消と探究心の育成
分からないことがあったら、すぐに答えを見つけることができ、子どもさんが疑問を持ち続けることで、学びが深まる環境をつくることができます。
ChatGPTとの対話を通じて、「もっと知りたい」という好奇心を育むことができます。
Your child can develop its curiosity to know more through the dialogue with ChatGPT.
ウ、創造性の発揮
ChatGPTは創造的なアイディアを提案することもできます。例えば、作文や自由研究のテーマに行き詰まったとき、ChatGPTからアドバイをもらうことで、子どもさんの想像力や発想力を引き出すサポートができます。
今述べたようにAIそしてChatGPTの技術はものすごい進歩を遂げており、この10年の間にもたらされた変化は、想像を絶するものとなっています。
子供さんに生きる力を育てるには
How to cultivate children’s ability to live.
AIの時代にお母さん方は、子供さんに生きる力を育てるうえで何ができるでしょうか。母親としてできることを3つ程あげてみたいと思います。
ア、子どもさんが興味を持つことを見守る
人によって興味を持つものはさまざまです。まずは自分の子供さんがどんなことに興味を持っているかを気長に見守りましょう。
スタートは子供さん自身が興味を持ち、探求心を持つことです。何かに興味を持ちさまざまな経験をすることは、とても貴重なことです。
私は田舎育ちなので小学生のころ田んぼと田んぼの間を流れる小さな小川で、水の中を泳いでいる鮒(ふな)を見ながら釣りをしたり、秋には近くの森の中へ一人で入っていき栗拾いをしたこともあります。
こういう自然の中での遊びが、あとで仕事で役に立ちました。
お母さん方は、子どもさんの好きなことや興味を持つテーマを一緒に応援し、子どもが自分のペースで成長できる環境を提供することが大切ではないでしょうか。
イ、失敗を経験させる
Let children experience failure.
ChatGPTのサポートがあっても、時には間違いを犯すこともあります。大事なのは、その失敗をどのように次に生かすかです。
子供さんが転んでけがをしないようにと、過度にサポートしすぎると、子どもさんが失敗から学ぶ機会を失うことになります。
ChatGPTを使って学びながらも、チャレンジする姿勢や自分で問題解決をする力を、うまく育むことが重要です。(ただ、第1子の子供さんの場合、お母さんも初めてのことが多くて大変だと思いますが、)
ウ、コミュニケーション力を養う
子供さんが自己実現を達成するためには、ほかの人との協力や共感力も必要です。
Children need cooperation and sympathy with others to achieve self-realization.
お母さんとして日常的に子供さんが人とのつながりを感じ、コミュニケーションをとる機会を設定することも大切です。
家庭での子供さんとの対話を大切にし、ChatGPTの力を借りつつも、親子のコミュニケーションを通じて、考える力や相手の意見を尊重する姿勢を育てていきたいものです。
堀江貴文氏がChatGPTを使って書いた本
「ほりえもん」という呼び名で有名だった、あの堀江貴文さんが、ChatGPTを使って「夢をかなえる力」という本を書きました。その分量は何と4万8000字とのことで、あとがき以外は、ほぼChatGPTが作成したとのことです。(山本康正著「世界最高峰の研究者たちが予測する未来」より)
堀江さんは、本を書く際にChatGPTを使って、アイディアを引き出しながら、自らの経験や価値観をまとめていったといいます。
これはChatGPTを使うことで、想像もしなかったアイデアや発想を引き出し、新しい形で自分の夢をかなえていく方法があることを示しています。
この利用方法は子どもさんが、将来AIと共に自己実現を目指していく上で、一つの素晴らしい参考例になりますよね。いかがでしょう。
This is a great reference example for children to aim for self-realization with AI in the future.
このようにAIを味方にすることで、新しい発見や成長が生まれます。AIが子供さんの夢を叶える力の一部となる可能性があります。AIにできるだけ触れていくよう育てることが、子どもさんにとって大事なことと思われます。
まずは、AI時代のChatGPTのすごさの理解から!