Encouraging words that help me in different moment
わたしが生きていく上で様々な場面で、力になった言葉があります。
その中のいくつかご紹介したいと思います。
There are some words that have helped me in various situations in my life.
そこには皆さんのお力になる言葉があることを期待して、
・中学校の教室や体育館に掲げてあったモットー 「よく考え すぐ実行し 常に最善を尽くす」
これは中学生だけにとどまらず、大人の人にとっても生きていく上ですごく大切なことを教えてくれています。今でも何かあると、私はすぐ実行する気持ちになります。
・人生即ち努力 努力即ち幸福 現在に感謝し日々新たなる努力を楽しむ
Life is effort. Effort is happiness. Be grateful for the present and enjoy new effort everyday.
学生であろうと社会人であろうと、人は皆その置かれた場所で努力して生きていくしかありません。その場合どうせ努力するなら、楽しく努力した方がいいですよね。
これは子供のころ、家の床の間でよく目にした掛け軸です。
・男児志しを立て郷関を出づ 学 若(も)し成らずんば死すとも帰らず
豈(あに)ただ墳墓の地のみならんや 人間(じんかん)至る所 青山在り
高校時代に漢文で習った七言絶句です。
男たるもの一旦志を立て故郷を出たなら、死んでも故郷には戻らないぞという、固い決意が感じられました。人生の安らぎと最期を迎える場所、墓所となる地は至る所にある。
そのような決意をもって学問を目指した昔が懐かしい。皆さんはいかがですか。
・雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだを持ち 欲はなく決していからず いつも静かに笑っている
ご存じ、岩手県花巻市の宮沢賢治の作品です。このように元気なからだを持ちたいなあと、「雨にも負けず 風にも負けず」と、折に触れ口ずさんでいました。
一度実際に、賢治の生家のあった土地を訪れたことがあります。見晴らしがよい高台にあり下の方に畑が見えました。賢治が自分で作った「裏の畑におります」という立て札を、どの辺に立てたのかなと想像したことを思い出します。
ちょうどこの投稿を作成中に、テレビではパリのパラリンピックの車いすラグビーで、金メダルを勝ち取った倉橋香衣(34歳)のインタビューが流れています。その倉橋さんの言葉です。
・いつ死ぬかわからないから、くさらずに楽しんで生きよう
Not knowing when we will die, let’s enjoy our life without feeling depressed.
倉橋さんは楽しいからラグビーを始めたと言います。笑顔がとても素敵な人で「笑顔を武器に決勝まで勝ち進んだ」と言っています。
そんな彼女も笑顔になれず苦しい時期があったと言います。
運動部の練習中に落下して重度の障害者になったからでしょうか、まだ若いのに、「いつ死ぬかわからないから くさらずに楽しんで生きよう」という言葉、重みがありますね。
・松のことは松に習え 竹のことは竹に習え
Learn about pines from pines. Learn about bamboos from bamboos.
世阿弥(ぜあみ)( 能、狂言師)が「風姿花伝」という能楽の理論と美学についてまとめた書物の中にある言葉です。
数十年前に東京の千駄ヶ谷の能楽堂で初めて本物の能を見ました。その時に目にした言葉です。
ものごとはそのもの自身から学ぶべきという考えであり、直接経験すること、自然や本物から学ぶことの大切さを教わったと感じています。
・神様いつもおいしいご飯を頂けますことに感謝します。ありがとうございます、頂きます。
Thank God for always blessing me with delicious meals.
ご存じ加山雄三(87歳)が本を出しました。タイトルは「俺は100歳まで生きると決めた」です。「神様いつもおいしい、、、」という言葉の生まれた背景を知るとすごい共感が生まれること請け合いです。
結婚前に突然、負債を抱えることになって、貧しい暮らしの毎日、一個の卵を二人で分けて食べた生活。そこから上記の「神様、、、」の言葉が生まれているのです。
加山さん、貴い有難い言葉を教えてくださってありがとう。今では私も加山さんに倣って、食事ごとにこの言葉を口に出しております。
いかがだったでしょうか。お役に立ちそうな言葉が一つでも見つかったでしょうか?