American Special Coverage: Unique Aspects of Japanese Culture
YouTubeでアメリカのドキュメントを見ました。
日本文化の特徴を扱う番組でした。そこでは[相手を配慮する精神文化]を取り上げていました。
みなさん、海外の人は日本のどんなことに感動しているか想像できますか。
これからいくつかを紹介していきます。
工事現場での配慮
Consideration at the construction site
例えば、工事現場で「安全要員」を配置するということに、非常に驚いています。
私たち日本人にとっては、工事現場で安全要員が旗などを持って、通行人を誘導したりすることは当たり前になっています。でも、これがアメリカではとても珍しいことのようです。
そのためでしょうか、工事現場での事故の発生数は、アメリカでは日本の16倍とのことです。
また、日本では現在8200万台が走っているとのことですが、クラクションを鳴らすドライバーが少なく、街がとても静かなこと、路上の違法駐車が少ないこと、交通事故率が低いことなどにアメリカ人はびっくりするようです。
さらに、日本人ドライバーの交通ルールを守る意識の高さに驚き、これは特筆すべきことだと言っています。
これを視聴していて、とても気持ちがよかったです。
日本の高い民度
Japan’s high level of civility
また、カナダ人による動画配信の中に、次のようなものがありました。
夫婦と子供2人の家族4人で日本に来たとのことですが、日本の地下鉄で、小学生の男の子が1人で乗っていることにびっくりし、すごいショックを受けたと言っています。
皆さんはなぜだと思いますか。
Why do you think they were shocked?
海外では、そのような小さい子供を一人で歩かせるということは、親が子供を虐待しているとみなされ、罰則を受ける可能性もあるそうです。子供を誘拐などの危険にさらしているとみなされるとのこと。
「日本では小学生が一人で歩いていてもそんな危険がない、安全だということの表れなのですね」、と言っています。
また、日本では小学生が黄色い帽子をかぶっていますが、これもカナダ人から見ると非常に珍しいことのようです。
「子供と黄色い帽子」が表す意味は、「この子供は守られるべき存在だ」、ということを知らせています。このことを知って日本文化の特異性にびっくりしたそうです。
日本には、「子供たちに対し大人が連帯して責任を持ち、そして守る」という暗黙の了解があると言われます。
そういうことを背景に、日本の子供は幼い頃から一人で行動でき、自立する心を育てるのに役立っていると思われます。
これまでに紹介したことは、海外の人から見るとすごく衝撃的、感動的であり、日本の民度の高さの象徴として映るようです。
最後にコメンテーターが言っていました。
「今、多くの人が日本の良さを取り入れようと、自発的に行動しています。
そして、その行動は日本からの経済的圧力や、軍事的圧力によるのではなく、日本に対する尊敬の念や憧れが行動を起こす要因となっているのです。
世界に衝撃を与えている日本の魅力的な文化や、相手を思いやる精神は、世界の模範となるべきだ。」と、結論付けています。
次は、コメントの中の一つです。
Next is one of the comments.
「工事中の道路のそばには、仮設の臨時の歩道が作られていた。そして、通る人が事故に遭わないよう、コーンを並べて誘導するという発想と現実に出会った時、私はもう日本の思いやりの奥深さに何も言えなくなった!感動!」
私たちは自分や、日本という国に、もっと自信を持ってもいいのだと感じました。