A ramen shop’s notice causes a stir on social media!
日本人はユーモアのセンスがない、などと言われたことがありますが、この動画を見ると自信が出てきますよ。
スミス夫妻の体験談
買い物でも観光でもない本場のラーメンを味わうという、長年温めてきた夢を叶えるためにアメリカから来日したスミス夫妻!が熱く語っています。
早速、ラーメン店が軒を並べる通りへ行ったそうです。
それぞれの店に漂う香り、店先に並ぶ人たちの真剣なまなざし。
どこを見ても魅力的過ぎて、お店を決められなかったそうです。
その中の一軒のラーメン店に張られた、たった一枚の手書きの張り紙。
それがあまりにも衝撃的だったと言います。
She says the poster was so shocking.
それは、なんと、
──「チャーハンはおいしくありません、オーダーしないでください。店主は腰痛と戦っています。」
夫妻の言葉です。 一瞬何かの見間違いかと目を疑いました。しかし、何度見てもそこにはそう書いてあります。
「おいしくないっ?」、て自分で言っちゃってる。「いいや、腰痛って何の情報を? なんでそんなことを書くの?
結局、二人はその場で爆笑してしまった!とのこと。
スミス氏がこの体験をスマホで撮影、投稿した動画は、SNSで拡散され、瞬く間にバズることになったそうです。
夫人は、「日本人のユーモア、天才的すぎる」と笑い、「正直すぎる告白、プライベートすぎる情報なのに不思議と憎めませんでした。」と、言っています。
几帳面でまじめなイメージのあった日本人の、あまりにも自由でぶっ飛んだ内容だったからです。
一枚の紙に込められていたのは、ユーモアと人間味、そして日本人の奥ゆかしさでした。
What was captured on a single piece of paper was humor, humanity, and the subtle modesty of the Japanese people.
もう一軒の張り紙が秀逸!
日本旅行中、ラーメン巡りを楽しんでいたスミス夫妻がもう一軒訪れたのは、住宅街の一角にある隠れ家的なラーメン店。
しかし、営業中のはずの店は閉まっていました。
皆さん、今度はどんな張り紙があったと思いますか。
Everyone, what kind of poster do you think it was this time?
入口には──「夫婦喧嘩のため休業中。奥さんの機嫌が直り次第、開店。」
これはなかなかの秀れものですね!
これにはスミス夫妻も思わず爆笑したそうです。
ユーモアの基本である「期待」と「結果」のギャップ、予想外の展開が見事に表現されていますよね。
ユーモアと日本の小規模飲食店が持つ人間味や温かさ。
言葉や文化の違いを越えて素晴らしいコミュニケーションが成り立っています。
コメントには、「こういうのが日本の魅力」、と出ていました。
One comment said, “This is what makes Japan so charming.”
異文化交流に役立つよう、私はもっともっと日本語を使いこなせるよう頑張りたいと思いました。