カナダの鉄道オタクが驚愕!

A Canadian railway enthusiast is astonished.

私は最近YouTubeにはまっています。

今回感動したものは、カナダ人の大学生で鉄道愛好家であるマシュー・ウィルソンが自身のYouTubeで日本の新幹線について語った動画です。

ウィルソンさんは日本に来るまでは、日本の新幹線のことをユーロスターやフランスの高速鉄道には到底及ばないと馬鹿にしていました。

本当にあきれるくらいでした。

Before coming to Japan, Mr. Wilson had made fun of the Japanese Shinkansen, thinking it was no match for France’s high-speed trains.

しかし、実際に乗った後は、日本の鉄道が持つ独自の価値観に深く感銘を受けた様子です。

そして実際に体験もしないで、批判をしていたことを深く謝っていました。

この動画を見ると、普段私たちが気付かない日本の新幹線のすごさに驚くとともに、大きな自信を感じることと思います。

彼はまず、カナダや欧州の高速鉄道の速度比較から、日本の新幹線を評価します。確かに、最高速度ではフランスのTGVなどの高速鉄道と比べて若干劣る面があります。

しかし彼は「高速鉄道の本質は単なるスピードではない」と悟ります。

However, he came to realize that “the essence of high-speed rail is not just about speed.”

なぜだと思いますか?

注目すべきは、「価値ある時間」を乗客に提供するという、日本独自の鉄道哲学に気が付いたからです。

その「価値ある時間」とは、時間通りに到着する正確性、車内の清潔さ、静かで落ち着いた空間、そして何よりもスタッフ一人ひとりが乗客に寄り添う姿勢だ、と言います。

He says that “valuable time” means punctuality, cleanliness inside the train, a quiet and calm atmosphere, and above all, the attentiveness of each staff member toward the passengers.

例えば、清掃員の素早く丁寧な作業、車内販売員の礼儀正しい対応、乗務員の細やかな気配りなど、どれも「人を大切にする」という文化に根差している、と言います。

私たちは新幹線に乗ってもそんなに驚かないのに、彼は「この正確さと清潔さ、まるで未来に来たような気分になる。」と、まるで異次元世界を体験したかのように表現しています。

動画では、新幹線の運行システムにも触れられています。1分の遅れさえもニュースになるほどの正確さは、世界でもまれなレベルです。確かにヨーロッパでの高速鉄道では、15分程度の遅れは当たり前のことのようですから驚きなのでしょうね。

これは技術の高さだけでなく、すべてのスタッフが「安全・安心・快適」という目標を共有し、チームとして機能しているからこそ実現できていると、ウィルソン氏は分析しています。

結論として、ウィルソン氏は「日本の新幹線は世界の鉄道のなかでも特異な存在であり、単なる技術力ではなく、人間中心の思想が貫かれている」と評価しています。

彼の視点は、私たちが普段あたり前と思っている新幹線に、改めて誇りと感謝の気持ちを抱かせてくれる内容となっています。

この動画は、単なる海外の反応を超えて、日本の「もてなし」や「品質」に対する深い洞察を与えてくれるものです。

This video goes beyond a typical foreign reaction—it offers deep insight into Japan’s spirit of hospitality and commitment to quality.


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