Two examples of wishes that came true
YouTubeで、希望が叶った感動的な動画を見ました。
重い病気にかかった、イタリア人とイギリス人の奇跡の実話です。
イタリア人天才デザイナー、エマさんは28歳の若さで、ある日突然、記憶力の低下や集中力の欠如などの症状が現れました。
医師から若年性アルツハイマー病と診断
エマさんは絶望的な状況に陥りましたが、彼女は希望を捨てず、ミラノ、ローマ、スイスなどのあらゆる名医を訪ねました。
しかし、どの医者からも「残念ながら効果的な治療法はない」と、見放されました。
But, she was abandoned by every doctor, who said, “Unfortunately, there is no effective treatment.”
ついに母親はエマに尋ねます、「ねえ、エマ、今一番やってみたいことは何?」
母は、エマに最後の望みを叶えてあげたいと思ったのです、親のやさしい思いやりですね。
エマもこれを聞いて、「自分の病気はもう治らないのだ」と悟ったようです。
幼いころからの夢、日本へ
エマは、「幼いころからの夢、日本に行きたい」と、答えました。
長い空の旅は危ぶまれましたが、両親はエマの最後の夢を叶えてあげることにしたのです。
日本独特の美、きれいな色使いなどに接し、エマは自分のデザインの仕事にとても役立つと感動して、病気を忘れるほど日本観光に夢中になっていました。
しかし、病状が急変して救急搬送されました。
However, her condition suddenly worsened, and she was rushed to the hospital.
どうなったと思いますか?
母親は日本に来る前から、アジア、そして日本を低いレベルの国と見下していたのです。
それで、質素な日本の病院に腹を立て、医者に怒鳴り散らしたりしました。
まさにその病院で、エマに必要な日本の最先端医療を受けることになったのです。
アルツハイマー病の新薬を用い、エマの努力と医療チームのサポートにより、症状は徐々に改善していきます。記憶力や集中力が回復し、再びデザインの仕事に取り組むことができるようになりました。
それで、それまで医者や看護婦を馬鹿にしていた母親と父親が、ついに「ひどい言葉をかけて済みませんでした」と、頭を下げ謝りました。動画を見ていて、すごく痛快でした。
これは、言うまでもなく、日本の最先端医療のおかげです。
そしてまた、子供のころからの夢、日本に行きたいという夢がかなった喜び、満足感が彼女の自然治癒力をよみがえらせたのではないかとも思います。
イギリス少年トーマスくんの実話
トーマス少年は、イギリス生まれのヴァイオリニストです。いろいろな大会で優勝し天才と騒がれるほどでした。
しかし、10歳の頃、彼の視界が徐々にぼやけ始め、やがてほとんど見えなくなってしまいました。多くの医師に診てもらいましたが、原因不明の視力低下と診断され、ついには、悲しいことに「もう視力は戻らない」と宣告されました。
日本の最先端の再生医療
絶望的な状況の中、トーマスの母方の祖母が日本人で、日本の最先端の再生医療に頼ることを提案しました。これを読むと何か不思議な縁を感じますね。
そしてはるか東の国、日本から届いた一通のメールがトーマスの運命を変えることになったのです。
日本の医療機関では、幹細胞を用いた視神経の再生治療が進められており、トーマスはその治療を受けるために来日します。
トーマスの友人たちが渡航費用を支援するため、チャリティコンサートを開いたりしてくれました。
治療は困難を伴いましたが、医師やスタッフの献身的なサポートのもと、徐々に視力を取り戻していきました。
入院中は尺八を演奏する日本人の少年と合奏したりしました。そして絶対に病気を治そうと、お互い励まし合う仲となりました。少年同士の堅い友情が感じられますね。
遂に視力が回復したトーマスは、再びヴァイオリンを手に取り、音楽の道を歩み始めます。
この二つの例からわかるように、日本の医療技術の高さは素晴らしいものがあります。
「日本へ行きたい」、という子供のころからの夢を叶えたエマ、日本人の少年と楽器を通して友情を育んだトーマス。
この二人に共通する決して諦めない心と、周りの人々への感謝の気持ちが、希望が叶うために必要な要件であると、強く感じました。
I strongly felt that an unwavering spirit and a deep sense of gratitude toward others, both seen in these two individuals, are essential conditions for making wishes come true.